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皆さんこんにちは!
株式会社GP、更新担当の中西です。
梅雨の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
雨音に季節の移ろいを感じる今日この頃です。
今月からブログ更新を頑張っていきます!
目次
本日より始まる「不動産雑学講座」シリーズ。
第1回は、不動産に関わるすべての人にとって押さえておきたい、「不動産取引の基本」について解説します!
不動産取引は、単に「物件を買う・借りる・売る」という行動だけではありません。
それは、生活の拠点や資産形成の基盤を選ぶという、人生における重大な決断でもあります。
マイホームの購入、賃貸物件への引っ越し、所有する土地や家の売却など、いずれも専門知識が必要とされる場面です。
そのため、正しい知識と流れを理解しておくことが、安心・安全な取引への第一歩になります。
希望物件の情報収集
→ まずはエリア・価格・間取りなど、条件を整理して物件を探します。
不動産会社との相談・内見
→ 興味のある物件があれば内見し、現地の状況を確認。
条件交渉・申し込み
→ 家賃や価格、入居時期などの交渉を行い、申込書を提出。
契約・重要事項説明
→ 宅建士による重要事項説明を受けたうえで、契約書に署名・捺印。
入居・引き渡し・支払い開始
→ 鍵の引き渡し後、入居スタート。購入の場合は所有権の移転登記が行われます。
不動産会社に査定依頼
→ 価格相場や周辺動向を基に、適正価格を見極めます。
媒介契約の締結
→ 仲介を依頼する際には媒介契約が必要です(専属専任・専任・一般)。
販売活動・内覧対応
→ チラシ・ネット広告などで買主を探し、内覧対応を行います。
条件交渉・売買契約締結
→ 売却価格・引き渡し日などを調整し、売買契約を結びます。
引き渡し・登記・代金受領
→ 所有権移転登記が行われ、代金が支払われます。
仲介手数料
→ 不動産会社に支払う手数料で、通常は「(物件価格×3%+6万円)+税」が上限とされています。
権利書(登記識別情報通知)
→ 土地・建物の所有者であることを証明する重要書類。売却時には提示が求められることがあります。
登記
→ 法務局で所有権や抵当権の記録を行う手続き。登記をして初めて法律的に“自分の不動産”となります。
不動産会社は単なる「物件紹介業者」ではありません。
物件情報の提供に加え、法的なアドバイス、交渉、契約書類の作成、トラブル防止のチェックなどを担い、**取引全体をスムーズに進める「プロのサポーター」**です。
また、管理業務を担う不動産会社では、オーナーに代わって建物の維持管理や入居者対応も行っています。
不動産取引には、正しい知識と信頼できるパートナーが不可欠です。
「よくわからないから任せきり」ではなく、自分自身でも基礎を学ぶことが、納得のいく取引への第一歩。ぜひこのシリーズで、少しずつ知識を深めていきましょう!
次回【第2回】では、「住まい探しのポイントと失敗しないためのコツ」について詳しく解説します。
次回もお楽しみに!