オフィシャルブログ

第12回不動産雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社GP、更新担当の中西です。

 

~“失敗しにくいマイホーム・物件選び”~

 

不動産売買業と聞くと、「家を売る会社」というイメージが強いかもしれませんが、
私たちは**“買う側の相談役”**としても日々たくさんのご相談を受けています。

  • マイホームを買うべきか、このまま賃貸か

  • 新築か、中古+リノベか

  • 駅近か、広さ重視で郊外か

  • 自宅兼将来の資産として、どんな物件を選ぶべきか

  • 投資用の1戸目、どう選ぶのが正解か💰

この記事では、不動産売買業者目線で、
**「物件選びの前に考えてほしいこと」「買う側が知っておくと得なポイント」**をお伝えします✨


1. 物件探しを始める前に、「住まいの役割」を整理しよう📌

いきなりポータルサイトで物件を検索すると、
情報量の多さに圧倒されてしまいます😅

まずは、
「その家は、自分や家族にとってどんな役割を果たしてくれる場所なのか?」
を整理することから始めましょう。

役割の例

  • 子育ての拠点(保育園・学校・公園・医療機関など)👶

  • 仕事のしやすさ(通勤時間・リモートワーク環境)💻

  • 実家や親族との距離感(近すぎず遠すぎず)

  • 趣味を楽しむ場所(ガレージ・音楽・DIY・ガーデニングなど)🎸🌿

  • 将来の資産としての安定性

この“役割”によって、

  • 立地

  • 間取り

  • 広さ

  • 価格帯

の優先順位が変わります。

「なんとなく3LDKで、駅から20分以内で、予算はこのくらい…」

ではなく、
**「この家で、どんな暮らしをしたいか」**を言葉にしてみるところから始めてみてください😊


2. 「買う vs 借りる」どっちが正解?の前に考えるポイント⚖️

よくあるご相談が、

「家って買った方がいいんですか?それとも今のまま賃貸がいいですか?」

というもの。

結論から言うと、
「一生のうち、一度も持ち家を持たないと損」「買えば必ず得」ではありません。

ただし、こんな視点は持っておくと判断しやすくなります👇

✔ ライフプランの“見通しの長さ”

  • 今の仕事や収入の見通し

  • 転勤の可能性

  • 今後の家族構成(結婚・出産・独立など)

これらがある程度イメージできる期間が「5年以内」くらいなら、
まだ賃貸の柔軟性も大きなメリットです。

一方、

  • 子どもが小学校に入る

  • 実家の近くに拠点を構えたい

  • このエリアに骨を埋める覚悟がある

といった状況なら、
持ち家を検討するタイミングに入っていると言えます。

✔ 家計にとっての「固定費」と「資産」のバランス

  • 賃貸 → 毎月の家賃はすべて“コスト”

  • 持ち家 → ローン返済の一部は“資産への積み立て”

ただし、持ち家には

  • 固定資産税

  • 修繕費

  • 管理費・修繕積立金(マンションの場合)

などのコストもかかります。

このあたりを具体的に試算し、
**「自分たちの家計にとって、どちらが精神的にも家計的にも安定するか」**を一緒に考えるのも、不動産売買業者の役目です😊


3. 新築?中古?中古+リノベ?それぞれのリアルなメリット・注意点🏗️

🏡 新築のメリット・注意点

メリット

  • 設備が最新・内装がきれい✨

  • 瑕疵保証などの制度が手厚いことが多い

  • 「誰も住んでいない」という気持ちよさ

注意点

  • 土地+建物で価格が高くなりやすい

  • エリアによっては将来の資産価値が読みにくい

  • 「広告の見栄え」が良く、予算オーバーしやすい💦

🏠 中古のメリット・注意点

メリット

  • 新築より価格を抑えやすい

  • 実際の住み心地(眺望・周辺環境)がイメージしやすい

  • 立地重視で選びやすい

注意点

  • 設備や構造部分の劣化状態のチェックが重要

  • 大規模修繕の履歴や管理状況を確認する必要あり

  • リフォーム費用も含めてトータルで考える必要

🔧 中古+リノベという選択肢

最近増えているのが、
**「中古物件を購入して、自分好みにリノベーションする」**スタイル。

  • 立地は妥協せず

  • 室内は“新築以上に自分好み”に仕上げられる

  • 予算配分を調整しやすい

というメリットがあります。

不動産売買業者としては、

  • 購入検討段階で、リノベ費用のざっくり試算を一緒に行う

  • 構造的にリノベしやすい物件かチェックする(配管・壁の位置など)

といったサポートも可能です💡


4. 物件選びで“失敗しやすいポイント”ベスト5⚠️

①「間取り図」と「現地のギャップ」を見落とす

  • 図面では広そうなのに、実際に行くと狭く感じる

  • 柱や梁の出っ張りで、実は家具が置きづらい

  • 天井高が低くて、圧迫感がある

👉 必ず現地で、「ここにソファを置いたら」「ここにベッドを置いたら」をシミュレーションしましょう🛋

② 日当たり・風通しを「昼間の1回だけ」で判断してしまう

  • 午前と午後で日当たりが大きく変わる

  • 風通しよりも「音」のほうが気になる場合もある

👉 可能であれば、時間帯を変えて2回見に行くのがおすすめです🌤

③ 駅距離だけで立地を決めてしまう

  • 駅からの道が暗い・坂がきつい

  • スーパーや病院、保育園が遠くて不便

  • 子どもの通学路の安全性

👉 “駅からの分数”だけでなく、「生活動線」としての立地をチェックしましょう👣

④ ローンの“組める額”=“払える額”と思ってしまう

銀行が「この金額なら貸せます」と言ってくれても、
実際の生活は

  • 教育費

  • 趣味

  • 旅行

  • 老後資金

などのバランスが大事です。

👉 不動産売買業者としては、
「無理のない返済ライン」を一緒にシミュレーションすることも大切だと思っています💴

⑤ 将来の売却・賃貸ニーズをまったく考えていない

  • 「ずっと住むつもりだから」と出口戦略を考えない

  • エリアや物件特性的に、将来売りにくい・貸しにくい可能性も

👉 人生は何があるか分かりません。
「もし将来売る・貸すことになったら、この物件はどうか?」
という視点も、少しだけ頭の片隅に置いておくと安心です😊


5. 不動産売買業者を“買う側の味方”として使い倒すコツ🤝

不動産会社というと、

「売りたい人の味方でしょ?」

と感じる方も多いと思いますが、
私たちは**「買主さまの立場に立ったアドバイス」**も、とても大事だと考えています。

こんな相談、大歓迎です✨

  • 「この物件、本当にこの価格の価値がありますか?」

  • 「このエリアの将来性ってどう見ていますか?」

  • 「このマンションの管理状態はどうですか?」

  • 「新築と中古+リノベ、うちの予算ならどっちが現実的ですか?」

数字の話だけでなく、

  • 住み心地

  • 将来の資産性

  • 売却時のイメージ

まで含めてお話することで、
“購入前に分かっていたらよかった”をできるだけ減らすのが、不動産売買業者の役目です🏠


6. 物件探しは“条件探し”ではなく“ストーリーづくり”📖

最後に、少しだけ感情的なお話をさせてください。

不動産売買業の現場で、
長年いろいろなご家族・お客様と接していると、

「いい家を買えたなぁ」

という方には、ある共通点があります。

それは、

  • 単に「条件に合う家」を探したのではなく、

  • 自分たちのストーリーに合う家」を選んでいる

ということです😊

  • 子どもが玄関から「ただいま〜!」と帰ってくる姿を想像できる家

  • 休日にコーヒーを飲みながら、窓の外の景色を眺めたくなる家☕

  • 年を重ねても、無理なく暮らしている自分たちの姿がイメージできる家

数字や条件ももちろん大事。
でも最後の一歩は、

「ここで暮らしたい」

と思えるかどうか。

その「直感」を信じていいかどうかを、
客観的な情報で支えるのが、不動産売買業者の役割だと私たちは考えています🌈


7. まとめ:買うかどうかに迷ったら、“相談だけ”でもOKです📩

  • 不動産の購入は、「今すぐ買うか・一生買わないか」の二択ではない

  • 物件探しの前に、「暮らしのイメージ」と「住まいの役割」を整理することが大切

  • 新築・中古・中古+リノベ、それぞれにメリット・注意点がある

  • 「失敗しやすいポイント」を知っておくだけで、選び方の質が上がる

  • 不動産売買業者は、**“売るための相手”ではなく、“一緒に考える相棒”**にもなれる

もし今、

  • ポータルサイトをなんとなく眺めているだけで終わっている

  • 実は「買うのがいいのかどうか」から迷っている

  • 将来に備えて情報収集だけしておきたい

そんな状態なら、
まずは**「買うべきかどうかの相談」だけでも大歓迎**です😊

数字・エリア・ライフプラン。
いろいろな角度から、一緒に整理してみましょう。

あなたとご家族にとって、
**“本当にちょうどいいタイミングと、ちょうどいい一軒”**を見つけられるように。

不動産売買業の私たちは、
今日も一組一組の“ストーリーのある不動産選び”を、お手伝いしています🏠✨

 


お問い合わせはこちらから!

apple-touch-icon.png