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日別アーカイブ: 2025年6月20日

第1回不動産雑学講座

皆さんこんにちは!

 

株式会社GP、更新担当の中西です。

 

 

 

梅雨の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

雨音に季節の移ろいを感じる今日この頃です。

 

今月からブログ更新を頑張っていきます!

 

 

 

【第1回】記念すべき第1回目のテーマは!

~不動産取引の基本について~

本日より始まる「不動産雑学講座」シリーズ。
第1回は、不動産に関わるすべての人にとって押さえておきたい、「不動産取引の基本」について解説します!


不動産取引とは?人生の節目に関わる“重大な決断”

 

不動産取引は、単に「物件を買う・借りる・売る」という行動だけではありません。
それは、生活の拠点や資産形成の基盤を選ぶという、人生における重大な決断でもあります。

マイホームの購入、賃貸物件への引っ越し、所有する土地や家の売却など、いずれも専門知識が必要とされる場面です。
そのため、正しい知識と流れを理解しておくことが、安心・安全な取引への第一歩になります。


不動産取引の基本的な流れとは?

 

◆ 購入・賃貸をする場合

  1. 希望物件の情報収集
     → まずはエリア・価格・間取りなど、条件を整理して物件を探します。

  2. 不動産会社との相談・内見
     → 興味のある物件があれば内見し、現地の状況を確認。

  3. 条件交渉・申し込み
     → 家賃や価格、入居時期などの交渉を行い、申込書を提出。

  4. 契約・重要事項説明
     → 宅建士による重要事項説明を受けたうえで、契約書に署名・捺印。

  5. 入居・引き渡し・支払い開始
     → 鍵の引き渡し後、入居スタート。購入の場合は所有権の移転登記が行われます。

 

◆ 売却する場合

  1. 不動産会社に査定依頼
     → 価格相場や周辺動向を基に、適正価格を見極めます。

  2. 媒介契約の締結
     → 仲介を依頼する際には媒介契約が必要です(専属専任・専任・一般)。

  3. 販売活動・内覧対応
     → チラシ・ネット広告などで買主を探し、内覧対応を行います。

  4. 条件交渉・売買契約締結
     → 売却価格・引き渡し日などを調整し、売買契約を結びます。

  5. 引き渡し・登記・代金受領
     → 所有権移転登記が行われ、代金が支払われます。


よく使われる不動産用語をチェック!

 

  • 仲介手数料
     → 不動産会社に支払う手数料で、通常は「(物件価格×3%+6万円)+税」が上限とされています。

  • 権利書(登記識別情報通知)
     → 土地・建物の所有者であることを証明する重要書類。売却時には提示が求められることがあります。

  • 登記
     → 法務局で所有権や抵当権の記録を行う手続き。登記をして初めて法律的に“自分の不動産”となります。


不動産会社は“取引のガイド役”

 

不動産会社は単なる「物件紹介業者」ではありません。
物件情報の提供に加え、法的なアドバイス、交渉、契約書類の作成、トラブル防止のチェックなどを担い、**取引全体をスムーズに進める「プロのサポーター」**です。

また、管理業務を担う不動産会社では、オーナーに代わって建物の維持管理や入居者対応も行っています。


まとめ

 

不動産取引には、正しい知識と信頼できるパートナーが不可欠です。
「よくわからないから任せきり」ではなく、自分自身でも基礎を学ぶことが、納得のいく取引への第一歩。ぜひこのシリーズで、少しずつ知識を深めていきましょう!

次回【第2回】では、「住まい探しのポイントと失敗しないためのコツ」について詳しく解説します。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

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